福祉経営情報
福祉経営情報
文書作成日:2025/08/31
福祉施設等の職員が自己啓発を行う上で受けたい支援

ここでは、今年6月に発表された調査結果(※)から、福祉施設等(以下、医療,福祉)の職員が自己啓発を行う上で、受けたい支援内容についてみていきます。

1
自己啓発を行う職員の現状

 上記調査結果から、医療,福祉の事業所に勤める常用労働者のうち、2023年度に自己啓発を行った割合をみると、表1のとおりです。

 調査結果全体と比べると、正社員は同程度ですが、正社員以外は15.1ポイント高くなっており、医療,福祉では、正社員以外の自己啓発実施割合が高いことがわかります。

 自己啓発を行った理由では、

  • 現在の仕事に必要な知識・能力を身につけるため
  • 将来の仕事やキャリアアップに備えて
  • 資格取得のため

とする割合が高い状況です。

2
自己啓発を行う上で受けたい支援

 自己啓発を行う上で、会社から受けたい支援がある割合は、医療,福祉の正社員で88.1%、正社員以外では71.4%となっています。受けたい支援内容は、表2のとおりです。

 医療,福祉では、正社員、正社員以外ともに、受講料などの金銭的援助が最も高くなりました。正社員で68.2%、正社員以外では74.1%です。2番目に高い支援内容は、正社員が就業時間の配慮で38.4%、正社員以外は教育訓練休暇(有給、無給の両方を含む)の付与で32.7%でした。

 正社員では教育訓練休暇(有給、無給の両方を含む)の付与も、正社員以外では自己啓発を通して取得した資格等に対する報酬も30%を超えています。

 貴施設における職員の自己啓発支援の参考になれば幸いです。

(※)厚生労働省「令和6年度能力開発基本調査
 常用労働者30人以上の民営事業所から抽出した7,218事業所や、その事業所に勤める常用労働者から抽出した者などを対象に、2024年10月1日時点の状況について、年間の取組については2023年度の1年間の状況についての調査です。詳細はリンク先ページの第14表から確認いただけます。

※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
 本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。


お問合せ
坂野公認会計士事務所

〒244-0805
横浜市戸塚区川上町91−1
BELISTAタワー東戸塚OFFICE 9階
TEL:045-410-6720